㈱ジェイテクトは4月27日、従来自動車のハブユニットに使用していた高密封軸受のシールを、泥水などの過酷な環境で使用される農業機械に応用することで、耐水性の大幅な向上を実現したと発表した。世界の道で鍛えられてきたジェイテクトの軸受技術で、農業機械の安定操業とメンテナンス頻度の低減に貢献していく。
トラクターやプランター(畑を耕しながら種をまく機械)は、泥水中の過酷な環境で使用されるため、これまでは短いライフサイクルでの取り換えやオーバーホールが当然の事とされてきた。そんな中、保証期間の延長によるメンテナンスコストの増加や産業廃棄物などが問題となり、壊れにくい軸受を提供することで、農業機械メーカーのニーズに応えようと、自動車を車輪から支える役割を果たすハブユニットに使われるシールを応用し、高泥水性シール付玉軸受を開発した。
詳細は、ニュースリリース
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