川崎重工、小型汎用ロボット「RS013N」を新発売

 川崎重工業は4月26日、電機・電子業界、食品業界を中心とした小型ロボット導入ニーズの高まりを受けて、最大可搬質量13kgの6軸垂直多関節ロボット「RS013N」の国内販売を開始したと発表した。組立やハンドリングなどの作業に要求される動作性能と防塵・防水性能に優れた新機種が、中・小型ロボット「Rシリーズ」のラインアップに加わる。

 Rシリーズは、コンパクトなアームでありながら剛性を兼ね備えた特長を有し、可搬質量3kgから80kgまで豊富なバリエーションを揃えてさまざまな用途に対応してきた。

 労働力不足への対応や効率化といった各産業分野のニーズに応えるために、ラインアップをさらに強化すべく、今回発売する「RS013N」ではRシリーズの持つ優れた特長を継承し、クラストップレベルの動作速度および広い動作範囲を実現した。これにより小型汎用ロボットのマーケットニーズに、よりきめ細かく対応することが可能となる。

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