オカダアイヨン、2021年3月期業績と配当予想を上方修正

・コロナ影響も国内外とも解体・インフラ工事などが想定以上に回復

 オカダアイヨンは4月26日、2020年8月7日に公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の 連結業績予想および配当予想を下記の通り修正したと発表した。

 売上高は、17,500百万円(前回予想:16,000)、営業利益1,370百万円(同:1,000)、経常利益1,430百万円(同:1,000)、親会社株主に帰属する当期純利益910百万円(同:650)。

■業績予想の修正理由

 2021年3月期連結業績予想については、第1四半期累計期間の実績及び入手可能な情報に基づき、特に新型コロナウイルス感染拡大の影響を織り込んで作成した。年度前半はほぼ想定通りの影響を受けたが、年度後半は国内外での新型コロナウイルス感染再拡大、特に国内の緊急事態宣言の再発出の懸念要因があったものの、国内外共にベースとなる解体・インフラ工事、災害復興、再生エネルギー関連等の各需要は底堅く、想定以上に売上が回復する一方で、経費の削減はほぼ当初予定通りに進捗した。

 その結果、売上・利益ともに前回公表の業績予想を上回ることが見込まれるために修正を行うもの。

■配当の修正理由

 同社の配当政策は、持続的な収益力向上により、株主資本を充実させながら株主への利益還元を図ること、とりわけ、配当水準の安定的維持・向上を図ることを基本方針としている。2021年3月期の連結業績予想を踏まえ、年間の配当予想を前回公表の配当予想から1円増配し、1株当たり29円00銭(中間配当金0円00銭、期末配当金29円00銭)とした。これにより11期連続増配となる予定。

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