・アーク溶接に代わる新たな技術で、顧客ニーズへの対応力を向上
㈱安川電機は4月20日、ロボットアームと溶接設備などをパッケージにしたMOTOPAC(モートパック)シリーズのなかで、レーザー溶接に必要な設備を含めたレーザー溶接パッケージMOTOPAC-RL2D300-GP25JPを新たにラインアップして販売開始すると発表した。主な用途は、自動車、建機等の金属部品の高速溶接。
安川電機の溶接ロボットではこれまでアーク溶接、スポット溶接向けの用途で顧客のニーズに合わせた豊富な製品ラインアップをそろえてきた。特にアーク溶接向けの用途においては、ロボットのアームに溶接用のトーチや溶接電源を含めた溶接設備の最適な組合せをパッケージにしたMOTOPACシリーズを販売しており、顧客から高い評価を受けている。
近年、溶接分野では溶接速度・品質を更に向上させるレーザーによる溶接技術の開発が進んでおり、顧客の関心も高まっている。その一方でレーザー溶接の設備導入には、レーザー発振器やレーザー照射ヘッドの選定、そしてロボットアームとの組合せや制御方法など、多くの検討項目と手間が必要。
そのような背景からこのたび、レーザー溶接に必要な設備をトータルでそろえ、顧客における溶接速度や品質向上に必要な条件設定をスムーズにサポートし、設備導入から稼働までの手間をできる限り省くことが可能なレーザー溶接パッケージを製品化した。
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