極東開発、南薩地区新クリーンセンター施設整備・運営事業を受注

 極東開発工業は4月19日、日立造船を代表企業とした極東開発を含む企業グループで、南薩地区衛生管理組合(仮称)南薩地区新クリーンセンター施設整備・運営事業を受注したと発表した。

 同事業は、既設の同組合が所有する2つのごみ焼却施設および日置市が所有するごみ焼却施設の老朽化に伴い、広域によるごみ処理施設の再整備の必要性が求められ、このほどDBO方式により新たなエネルギー回収型廃棄物処理施設とマテリアルリサイクル推進施設を建設するもの。

 建設工事は日立造船を代表企業とし、極東開発工業および建築工事4社JVの計6社からなる特定建設工事共同企業体として実施する。施設完成後は20年間の施設運営および維持管理業務を4社の構成企業により設立する特別目的会社が実施する。

 極東開発工業および極東サービスエンジニアリングは、マテリアルリサイクル推進施設(粗大ごみ処理施設)の運営・維持管理を担当する。

 極東開発工業の50 年にわたる環境事業の納入実績は国内で200施設を超え、今後も粗大ごみ処理施設・リサイクル施設をはじめとする様々な環境設備・システムを提案し、循環型社会の形成に貢献していく。

<受注概要>

発注者: 南薩地区衛生管理組合

受注グループ構成企業:

 代表企業:日立造船株式会社 九州支社

 構成員 :ニチゾウ九州サービス株式会社、極東開発工業株式会社、極東サービスエンジニアリング株式会社

 協力企業:株式会社渡辺組、南生建設株式会社、小牧建設株式会社、上東建設株式会社、株式会社九電工 鹿児島支店、 株式会社中釜電設

事業名 :(仮称)南薩地区新クリーンセンター施設整備・運営事業

事業場所:鹿児島県南さつま市金峰町高橋地内

工期:2021年2月~2024年8月

運営期間:2024年9月~2044年8月

受注金額:25,700百万円 (消費税および地方消費税除く)

処理能力: エネルギー回収型廃棄物処理施設 145t/日、 マテリアルリサイクル推進施設 16t/日

 ニュースリリース