プリマハム(本社:東京都品川区)は、約130億円を投じて鹿児島県の西薩中核工業団地に新工場を建設する。老朽化が進む同県内の鹿児島工場を移転する。4月9日、鹿児島県が発表した。
新工場の生産能力は年間約1万トンと既存工場並みだが、看板商品のウインナー「香薫」向けの設備を増やすほか、地元産の鶏肉を使った地産地消商品の生産もできるようにする。
プリマハム鹿児島工場は、黒豚ギフトハムなどの商品をこれまで手掛け、更なる市場拡大を図るため、鶏肉加工品を始めとした地産地消・高付加価値商品などを新たに製造する新工場を西薩中核工業団地に移転新設するもので、2023年1月ごろに操業を開始する予定。
<新工場の概要>
所在地:鹿児島県いちき串木野市西薩町17番地43(西薩中核工業団地)
投資額:約130億円
敷地面積:45,636.02㎡
建物面積:11,880㎡
着工予定:2021年8月
操業予定:2023年1月
事業内容:食肉製品及び惣菜等の製造、販売
新規雇用予定:15名
生産計画:年間生産数量10,329トン、売上高約100億円(2023年度計画)
ニュースリリース(鹿児島県)