DMG森精機 、自動化システムを制御するソフトウェアLPS 4th Generationを開発

 DMG森精機は4月12日、同社の自動化システムの制御を行うソフトウェア「LPS 4th Generation(以下、LPS Gen.4」を開発したと発表した。

 工作機械技術の進歩に伴い、量産加工の自動化だけでなく、多品種少量生産の自動化が可能となり、また省人化、効率的な生産、品質の維持、労働環境の改善などのさまざまな目的から、製造現場で自動化システムを導入する企業が増加している。DMG森精機の受注における自動化システムの搭載比率も20%強となっており、2030年にはその比率が 80%程度 になると予測しており、今後さらに自動化システムの効率的な運用、管理が必要になる。

 LPS Gen.4はDMG森精機の自動化システムの制御を行うソフトウェアで、複数の工作 機械、ロボット、計測、洗浄など、工作機械を中心とした自動化システムの全オペレーションを完璧にコントロールする。生産計画の作成、管理だけでなく、工具管理 システムの制御など、生産の自動化をサポートする拡張性のある機能を搭載している。

 LPS Gen.4は、 新デザインのタッチパネル式の自動化システム専用操作盤に搭載している。堅牢な構造で耐防塵性、耐水性に優れ、さまざまな工場の環境にも対応できるように設計している。また、事務所のPCからも操作できるので、工場と事務所での同時作業が可能。ソフト面だけでなくハード面でもDMG森精機が顧客を強固に守り、顧客の自動化を強力にサポートする。

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