タダノ、欧州市場向け新型ラフテレーンクレーン3製品を発売

 ㈱タダノは4月12日、欧州市場向けラフテレーンクレーン3製品を発売すると発表した。

 ラフテレーンクレーン(Rough Terrain Crane)とは、一つの運転席で、走行とクレーンの操作が行える自走式クレーン。不整地や比較的軟弱な地盤でも走行できるほか、狭隘地での機動性にも優れ、コンパクトさと小回り性を活かし、最も活躍しているクレーンの一つ。

 発売するのは、GR-1000EX-4(最大吊上げ荷重100トン)、GR-900EX-4(同90トン)、GR-700EX-4(同70トン)の3製品。

 タダノは、海外向けラフテレーンクレーンの80から60tクラスをフルモデルチェンジし、2020年1月に北米市場、2020年2月にアジア・オセアニア・中東市場向けに、新型ラフテレーンクレーンを発売した。そしてこの度、欧州市場を対象とした新型モデル3機種を発売する。

  欧州排ガス規制 EU Stage V をクリアした、Cummins(カミンズ)製のクリーンエンジンを搭載。さらに向上した性能と作業領域を有し、かつ作業の安全性や、快適性を高めた新型ラフテレーンクレーンとして開発した。またクレーン作業時の燃料消費量の改善や、CO2排出削減、低騒音作業など、環境に配慮した機能も搭載。タダノは製品に於ける環境保全の取り組みを通じて、SDGs推進に向けた活動をグローバルで展開している。

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