㈱三井E&Sマシナリー(本社:東京都中央区)は4月7日、玉野機械工場(岡山県玉野市玉3丁目1番1号)で 2020年度に製造した三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンの生産量は152基、357万馬力となったと発表した。前年度は200基、362万馬力。
同社は1926年にデンマーク B&W社(現:MAN Energy Solutions社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ね、累積生産馬力は1億1,000万馬力を超えている。なお、今年度の生産量は125基、300万馬力を予定している。
また、玉野事業所機械工場内にシリンダー口径500mmの4気筒テストエンジンを設置し、IMO(国際海事機関) が進めるNOx3次規制やCO2削減に対応する製品を開発している。
さらに、今後NOx規制、SOx規制や燃料多様化への対策を加速し、顧客の要望に柔軟に応える体制を構築する。
同社はNOx規制対応ディーゼルエンジンやガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を今後も展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力している。
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