ブラザー工業、中国の工作機械工場が完成、4月より稼働開始

 ブラザー工業は3月30日、製造子会社のブラザーマシナリー(西安)が工場棟を増築・完成し、4月より稼働を開始すると発表した。増築部分は、延床面積約9,000㎡の平屋建てで、総事業費は約9億円。

 現在、ブラザーマシナリー(西安)では工作機械と工業用ミシンの製造を行っている。同社では、今後の中国国内における工作機械需要の増加に備えて、既存の工場棟を増築した。工作機械の製造のほか、工作機械および工業用ミシンの完成品、部品を保管するための倉庫として活用する。今回の増築により、同社における工作機械の生産能力は以前の約2倍になり、顧客へ今まで以上に迅速な納品が可能となる。

<増築部分の概要>

所在地:NO.40, 3RD Shang Lin Yuan Road, Hi-tech industries Development Zone, Xi’an Shaanxi, China

施設用途:工作機械の製造ライン 工作機械、工業用ミシンの完成品、部品の保管用倉庫

建設期間:2019年8月~2021年3月

建設延床面積:平屋建て 約9,000㎡(増築部分)

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