㈱竹内製作所は3月25日、オランダのネイメーヘンに「欧州パーツセンター」、ドイツのデュッセルドルフに「欧州駐在員事務所」を開設、2021年3月より業務を開始すると発表した。
同社グループは、連結売上高の半分近くを欧州市場で占めている。オランダは消費地に近く、拠点開設に有利な環境が整備されていることから「欧州パーツセンター」を開設した。倉庫の規模は8,747㎡(うちオフィス303㎡)で、欧州全土に向けて補用部品を在庫・供給していくのに十分な広さを確保した。倉庫業務に関しては、日本通運と業務提携し、よりタイムリーで質の高いサービスを提供していく。
また、欧州駐在員事務所は、イギリス、フランスの子会社及び欧州内のディストリビューターからの補用部品の注文の受付、各種相談に対応するほか、業務提携する日本通運と協働して欧州パーツセンター全般の運営管理を行う。（グローバルネットワーク）
竹内製作所では、アフターサポート体制の強化を重要な経営課題と認識し、改善に取り組んでいる。今回の拠点開設は、その一環として行われるもので、顧客満足度の向上に大きく貢献することはもとより、TAKEUCHIブランドの向上、新規顧客の獲得、製品本体の販売増加にもつなげていく。
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