・東南アジアで2つ目の拠点。需要増を見据え体制強化
㈱技研製作所(本社:高知市)は3月26日、グループ会社・Giken Seisakusho Asia Pte., Ltd.(本社:シンガポール、以下、技研製作所アジア)が、タイの首都・バンコクに駐在員事務所を開設し、15日より業務を開始したと発表した。東南アジアにおける技研グループの拠点はシンガポールに続いて2カ所目。
洪水被害が頻発するタイでは治水対策で大規模な河川改修を控えており、粘り強い堤防を急速構築する「インプラント工法Ⓡ」の採用が期待されている。また、都市化の進むバンコクでは建設公害への問題意識が高く、無公害の圧入技術の指定が進んでいる。大きな潜在需要を見込むタイに拠点を置くことで現地の案件情報や市場動向をリアルタイムにとらえ、工法普及を加速させていく。
■タイ市場の現状
タイには現在、杭圧入引抜機「サイレントパイラーⓇ」の正規ユーザーが10社、指定工場が1社ある。圧入技術の認知度は年々高まっており、今後も市場拡大が見込まれている。ここに継続的に情報収集、発信を行う駐在員事務所を設置して新しい圧入技術の認知度を高めることにより、企画設計や部材供給、施工管理、維持管理を含めたパッケージ展開や技研ループ主導の工事案件創出に結びつけていく。
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