国際協力銀行(JBIC)、ハウス食品がインドネシアで実施する農産加工品事業に融資

・日本企業による海外事業展開を支援

 国際協力銀行(JBIC)は3月23日、ハウス食品グループ本社の子会社である、㈱ヴォークス・トレーディングのインドネシア法人PT. JAVA AGRITECH(以下、JAT、所在地:スマラン)との間で、融資金額900千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、りそな銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は1,500千米ドル。

 この案件は、JATがインドネシアにおいて実施するわさび・香辛料等の農産加工品事業やハラルカレー等の食品製造事業に必要な資金を融資するもの。

 ハウス食品グループは、JATをASEAN地域における重要な生産拠点と位置付けており、設備増強を通じて更なる生産能力の強化を目指している。融資は、こうしたハウス食品グループの海外事業展開を支援することで、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 .JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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