三井E&Sマシナリー、船舶用大型ディーゼルエンジンの累計生産、1億1,000万馬力を達成

・三井-MAN B&Wディーゼルエンジン

 ㈱三井E&Sマシナリーは3月17日、単一機種によるディーゼルエンジンの累計生産1億1,000万馬力を達成したと発表した。

 玉野機械工場(岡山県玉野市)で製造し、今治造船が建造中のVLCC(船主:正栄汽船)に搭載される三井-MAN B&Wディーゼルエンジン「7G80ME-C9.5-EGRTC」の建造をもって達成した。同エンジンは、当社製造ディーゼル機関の累計生産7,023台目となる。

 三井E&Sマシナリーのディーゼルエンジン生産量は、2018年6月(1号機製作から90年)に累計生産1億馬力を達成してから2年9ヶ月で累計生産1億1,000万馬力を達成した。

 同社は1926年にデンマーク・B&W社(現:MAN Energy Solutions社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ねている。NOx規制対応ディーゼルエンジンやガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を今後も展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力している。

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