国際協力銀行(JBIC)、三井住友ファイナンス&リースのタイ法人が実施する建設機械・輸送機のリース事業に融資

・日系メーカーの海外事業展開を現地通貨建てファイナンスを活用して支援

 国際協力銀行(JBIC)は3月15日、三井住友ファイナンス&リースのタイ法人SMFL Leasing (Thailand) Co., Ltd.(以下、SMFLT)との間で、融資金額1,200百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、三井住友銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は2,000百万タイ・バーツ。(1バーツは約3.55円)

 この案件は、SMFLTがタイにおいて実施する建設機械・輸送機のリース事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するもの。

 タイにおける建設機械・輸送機のリース市場は、同国の経済成長を背景に今後も成長が見込まれている。融資は、日本製品のタイにおける販路拡大に寄与し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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