中国工程机械(建設機械)工業協会が3月8日に発表した2021年2月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比205.0%増の28,305台(2020年2月:9,280台)となった。うち国内は前年同月比255.5%増の24,562台(同:6,909台)、輸出は24カ月連続で2,000台を上回り、同57.9%増の3,743台(同:2,371台)だった。春節時期や、コロナ対応で低水準だった2020年の反動増と見られるが、19年(18,745台)と比べても高い水準。ちなみにコマツのKOMTRAXデータによると、2月の稼働率は45.0(前年同月:30.6)で前年同月比47.1%増加した。
2月のクラス別によると、大型機(30トン以上)は前年同月比191.2%増の2,609台(前年同月:896台)、中型機(13~30トン)は同396.8%増の7,422台(同:1,494台)、小型機(13トン以下)は同221.6%増の14,531台(同:4,519台)だった。
2021年1~2月累計は、前年同期比149.2%増の47,906台(前年同期:19,22台)、国内同176.7%増の40,588台(同:14,667台)、輸出は同60.7%増の7,318台(同:4,555台)となった。
1~2月のクラス別によると、大型機(30トン以上)は前年同期比144.9%増の4,901台(前年同期:2,001台)、中型機(13~30トン)は同286.1%増の11,885台(同:3,078台)、小型機(13トン以下)は同148.2%増の23,802台(同:9,588台)だった。
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