斗山インフラコア、「透明バケット」のホイールローダーを発表

・ドライバーがバケットの前の死角さえも見ることができる。

・建設機械業界初のリアルタイムフロントパースペクティブ機能により、安全性が大幅に向上。

  斗山インフラコア:2021年3月1日付

 斗山インフラコアは3月1日付けで「透明バケット」機能を備えた業界初のホイールローダーを発表しました。

 透明バケットは、ホイールローダーのドライバーがコックピットのモニターを通してバケットの前の死角さえも見ることができるシステムです。革新的なシステムは、上下にカメラを設置したホイールローダーの前で画像を記録し、湾曲した投影法を使用して、結合された画像をリアルタイムで表示します。

 ホイールローダーの前部は、死角のために主要な安全上の問題と見なされてきました。 しかし、透明バケット機能により、ドライバーは安全事故を防ぐために、モニターでバケット前の死角を簡単に確認できます。もう1つの利点は、作業の積み下ろしや土砂の運搬中にモニターを通して前方を見ることができるため、作業効率が大幅に向上することです。

 斗山インフラコアは、建設機械用の透明バケットのようなフロントプロジェクション機能を開発して適用した最初の企業です。斗山インフラコアは、韓国、北米、ヨーロッパ、中国で特許を申請しています。同社は昨年ラスベガスで開催されたCES2020で技術を展示し、好評を博しました。

 建設機械には、周囲を監視できるアラウンドビューモニター(AVM)システムや超音波センサーを使用した後方警報システムなどの最先端の安全システムを導入し、お客様から好評を博しました。

 「建設安全基準が大幅に強化されたため、高度な安全システムが主要な機械オプションになりました。今後もドライバーや近隣労働者の安全を守り、事故のない工事現場の整備につながる機能の開発を進めていきます」と、斗山インフラコアの関係者は述べています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。