日揮ホールディングスは3月5日、国内エンジニアリング事業会社である日揮が、2020年12月に三重県津市波瀬地区において合同会社サクシード津波瀬が計画する大規模太陽光発電所建設プロジェクトに係わる設計・調達・建設・試運転役務を受注したと発表した。
同プロジェクトは、三重県津市に、出力約50.95MW(一般家庭の約20,000 世帯の年間使用電力量に相当)の太陽光発電所(敷地面積 約76ha)を新設するもの。
日揮グループは、日本で再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入された2012年にいち早く太陽光発電分野に参入し、これまで多数の太陽光発電所建設プロジェクトを遂行するなど、事業者、コントラクター両方の立場で実績と知見を重ねてきた。
日揮は、基本設計段階から同プロジェクトに携わっており、これまで培った知見を最大限活用し、同計画の実現向けて顧客をサポートしてきた。今回のプロジェクト受注に際しては、過去の実績、および顧客ニーズへのきめ細かい対応などが総合的に評価されたとしている。
世的的に低炭素・脱炭素化の動きが加速するなか、同社グループは、太陽光発電のみならず、バイオマス発電や洋上風力発電などの幅広い分野におけるプロジェクトの受注に今後も積極的に取り組み、国内外における再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献していく。
<受注概要>
契約先:合同会社サクシード津波瀬
建設場所:三重県津市一志町波瀬地区内
役務範囲:太陽光発電所の新設に係る設計・調達・建設工事および試運転役務
契約形態:ランプサム契約
受注額:非公表
納期:2023年3月