メッツォ・オートテック(Metso Outotec)、金属事業の再編完了を発表

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2021年3月3日

 Metso Outotecは、2020年第4四半期に発表されたturnaround program(ターンアラウンド<逆転>プログラム)の一環として、金属事業の再編を完了しました。その結果、セグメントの運用モデルは、顧客のニーズだけでなく、今日のビジネスの規模と性質によりよく適合するように調整されました。

 2020年12月9日に再編に関連する交渉が開始されたとき、削減の必要性は、フィンランドでの最大60の冗長性を含め、世界の金属事業で最大160の永続的な冗長性でした。交渉の結果、フィンランドの15人を含む、世界で約100人の雇用が削減されます。世界的な削減のほとんどは冗長性によるものであり、残りは退職、有期契約の非更新、自主的な辞任などの他の取り決めによるものです。さらに、Metals再編の範囲内にあった50人以上の従業員が、会社の他の部分のMetso Outotecで継続されます。

 金属事業の再編は、年間1,500万ユーロ(約18.8億円、125円換算)の節約を目指しています。交渉中、私たちはすべての機会をターゲットと慎重に評価し、お客様と従業員のニーズを満たすための最良の選択肢を見つけました。現在完了した再編成により、Metalsのビジネスラインは、リソースの効率的な使用とより迅速な意思決定を可能にします」と、Metso OutotecのMetalsビジネスエリアのプレジデントであるJari Ålgars(ジャリ・アルガース)は述べています。

■Metso Outotec(メッツォ・オートテック)について

 Metso Outotecは、世界の骨材、鉱物処理、金属精製業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上を雇用しており、2020年の売上高は約39億ユーロ(約4,875億円、125円換算)でした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。