三菱電機、「産業メカトロニクス製作所」を名古屋製作所敷地内に設立

・産業メカトロニクス製品の事業競争力を強化

 三菱電機は3月1日、FAシステム事業を担う名古屋製作所(愛知県名古屋市)から、産業メカトロニクス製品(※1)の開発および製造を移管し、2021年4月1日に「産業メカトロニクス製作所」を名古屋製作所敷地内に設立すると発表した。これにより、顧客のニーズヘより迅速かつ柔軟に対応する組織体制とし、両製作所が開発・製造するFA機器製品(※2)と産業メカトロニクス製品の事業競争力の強化を図り、お客様の満足度向上に貢献する。

 三菱電機の産業メカトロニクス製品は、主に製造業の製品加工や、加工工程を自動化する製品。昨今のデジタル化の進展に伴い、市場ニーズは多様化・高機能化しており、顧客はより高度な加工、自動化および省人化を必要としていることから、生産性、加工精度、品質に加え、人手不足への対策も必要となっている。

 三菱電機はこれまで、名古屋製作所で産業メカトロニクス製品とFA機器製品の開発と製造を担ってきたが、産業メカトロニクス製品の顧客ニーズに、より迅速かつ柔軟に対応するため、2021年4月1日に「産業メカトロニクス製作所」を設立する。産業メカトロニクス製作所の設立により、CNC、放電加工機およびレーザー加工機の開発と製造の事業を一層強化し、顧客の満足度向上に貢献する。

※1 CNC、放電加工機、レーザー加工機

※2 シーケンサ、サーボ、表示器、インバーター、ロボット、三相モーター、電磁開閉器、変圧器、ソフトウエア他

<産業メカトロニクス製作所の概要>

所在地:愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号

設立日:2021年4月1日

取扱い製品:CNC、放電加工機、レーザー加工機

<名古屋製作所の概要>

所在地:愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号

設立:1924年

取扱い製品:シーケンサ、サーボ、表示器、インバーター、ロボット、三相モーター、電磁開閉器、変圧器、ソフトウエアなど

 ニュースリリース