国際協力銀行(JBIC)、新和(大阪府)が韓国で実施するアルミ製品事業に融資

・中堅・中小企業の海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

 ㈱国際協力銀行(JBIC)は2月26日、㈱新和(本社:大阪府、田村一郎社長)の韓国法人SINWAKOREA Company Limited(以下、SWK)との間で、融資金額50百万円(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は関西みらい銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は75百万円。

  この案件は、SWKが韓国で行うアルミ製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもの。

 新和は、2007年設立のアルミ製品の製造・販売事業を行う中小企業。同社のアルミ製品は鉄道車両、照明器具及び産業機械等の様々な分野の部品として使用されている。新和は、アジア地域の旺盛な需要を取り込むことを目的に、2014年にSWKを設立した。融資は、こうした新和の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関と連携し、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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