トルコのヒドロメック(Hidromek)、世界中で建設機械5万台超を販売

 2021年2月19日

 トルコを拠点とする建設機械メーカーのHidromek(ヒドロメック)は、同社が世界中で50,000台を超える機械を販売したと発表しました。

 OEMは、バックホーローダー、油圧ショベル、ホイールローダー、モーターグレーダー、ソイルコンパクターを製造しています。トルコのAnkara(アンカラ)に4つの工場、Izmir(イズミル)に1つの工場、タイのChonburi(チョンブリ)に1つの工場を含む、6つの生産施設があります。同社は昨年、80カ国以上に製品を輸出しました。

 副会長兼ゼネラルマネージャーのAhmet Bozkurt(アフメト・ボズクルト)は、次のように述べています。

 「6大陸の100か国以上に5万台以上の機械を販売しました。私たちは、チーム、ディーラー、サービス、サプライヤー、顧客、そして私たちが力を合わせているすべての利害関係者に深く感謝します。」

 Bozkurt(ボズクルト)氏は、同社は2021年頃に建設部門について楽観的だったと付け加えました。「公共投資の継続と建設部門の需要により、2021年は2020年よりも良い年になると私たちは考えています」と彼は言いました。

 Hidromekは、International Constructionのyellowtable_46147(世界最大のOEM50社の売上高のリスト)に登場した唯一のトルコ企業。

 ニュースソース:KHL:2021年2月19日

<参考1>

■Hidromekについて(HPより)

 世界的に有名な建設機械メーカーであるHİDROMEKは、1978年にアンカラで設立されました。HİDROMEKの創設者であるHasan Basri Bozkurtは、農業用トラクターのアタッチメントの製造から始めました。このイニシアチブは次の年にさらに進められ、トルコのエンジニアによって設計された最初の建設機械が製造されました。製品範囲は時間とともに拡大し、HİDROMEKの成長につながりました。現在、HİDROMEKには約2,000人の従業員がいます。バックホーローダー、油圧ショベル、ホイールローダー、モーターグレーダー、ソイルコンパクターは、アンカラの4つの工場、イズミルの1つの工場、タイの1つの工場を含む6つの生産施設で製造されています。 アンカラの140万平方メートルの面積にある新しい生産施設は継続されています。

 HİDROMEKは、6大陸の100か国以上で稼働し、国際的な認定ディーラーの管理を行い、国際的な販売およびスペインのバルセロナにあるHİDROMEKWEST、クラスノダールにあるHİDROMEKRUSSIANなどのアフターサービスセンターを通じて販売およびアフターサービスを提供しています。 ロシアとHİDROMEKJAPAN(相模原)。

 建設機械の設計に違いを生み出し、HİDROMEKは多くの賞を受賞してその成果を称えてきました。 今日の時点で、HİDROMEKは国際的に権威のある合計20のデザイン賞を受賞しています。

 HİDROMEKは、建設機械に関する情報を全世界に提供し、業界全体のリファレンスを設定するメディア機関KHL Groupの「イエローテーブル」リストに載っている最初で唯一のトルコの機械メーカーであり、リストには 世界最大の建設機械メーカー。 「YellowTable2020」でも開催され、HİDROMEKは7回目のリストに載っています。

 IMDER(Türkiye Construction EquipmentDistributors and Manufacturers Association)によって宣言された数値によると、HİDROMEKは、バックホーローダーの販売で過去11年間、油圧ショベルの販売で過去8年間、モーターグレーダーの販売で過去2年間、トルコのマーケットリーダーです。

<参考2>

 トルコ建機大手のヒドロメック(本社:アンカラ)は2017年6月18日、神奈川県相模原市に全額出資の販売サービス拠点を開設すると発表した。部品倉庫も備えており、8月から営業を開始する。2007年に同社初の海外販売サービス拠点をスペインのバルセロナに設けて以来、2013年にはロシアのクラスノダールを設けており、日本は3番目。

 ヒドロメックは2013年11月、三菱重工業からモータグレーダ事業を取得した。技術・設計、サービス事業のほか、これまで主として中東・東南アジア向け製品の供給を担ってきたタイの生産拠点MHI-Pornchai Machinery Co., Ltd.を含むもので、今回の日本拠点開設で日本を含む東アジアで事業強化を図る。