・5軸加工による会員企業のビジネス拡大、人材育成支援
DMG森精機は2月18日、2月16日(火)に5 軸加工研究会年次総会をオンライン開催し、2018年8月に設立した 5軸加工研究会の新体制を構築し、活動を開始したと発表した。
2018年8月に、同社創立70周年記念事業として、全国70 社の顧客に5軸加工機のスタンダード機である DMU 50 3rd Generation を70台貸し出した。豊富な経験、知識を備えた同社最高のエンジニアを毎月2回70社の顧客のもとへ派遣し、近隣の顧客を集めたプライベートレッスンを実施した。2020 年末までに 実施したプライベートレッスンは 1,161 回、延べ1,616社・3,303名が受講した。オペレータの育成・指導 支援など、顧客が抵抗なく自信を持って 5軸加工機を使用できるようサポートしてきた。
2021年から新たに、会員企業98社と共に新体制を構築し、活動を開始した。活動目的は2つあり、1つ目は会員企業のビジネス拡大のため、ヒューマンネットワークを構築し、Win-Winの関係により経営安定化を 実現すること。もう1つは、5 軸加工のプロフェッショナル人材を育成し、未来をリードする技術力を磨くこと。
2021年はオンラインを有効活用した会員交流と情報発信を図り、5軸加工研究会としての基盤作りの年となる。まずは会員同士のネットワークを構築し、デジタルとリアル双方での交流により 5軸文化の形成に繋げていく。この活動を通じて、会員企業の皆様に5軸加工機を駆使したレベルの高いビジネスを実現し、共に製造業の未来を担う一助となればと考えている。