Metso Outotec(メッツォオートテック):2021年2月11日
Metso Outotecは、AMIRA P754やその他のサンプリング基準に準拠して、物質収支の測定や投資家やその他の利害関係者への報告を可能にする、用途の広い線形冶金サンプラー(LMS)を発売します。このソリューションにより、Metso Outotec Courier®オンラインアナライザーとの統合が可能になり、プロセス制御がさらに向上します。
「Linear Metallurgical Samplerには、サンプリングの完全性とサンプル品質の両方を監視するための多様な機能が組み込まれています。その自己診断および自己洗浄システムは、改善されたプロセス監査と生産の透明性のための代表的な冶金サンプルを保証します。メンテナンス担当者は、自己診断とレポートデータを使用して、予知保全とスペア管理戦略を強化できます」と、Metso OutotecのSeparationのプロダクトマネージャーであるTapio Korpela(タピオ・コルペラ)は述べています。
オンラインアナライザーの統合により、さまざまなタイプのサンプリングデータを組み合わせて生産分析を行うことができます。プロセス履歴データをさまざまなプロセスシナリオと組み合わせることにより、プロセス制御の考え方を、たとえば処理中の鉱石の種類に応じてすばやく適応させることができます。これにより、生産の予測可能性の向上と冶金学的物質収支の制御が可能になります。
単一のLMSユニットで、さまざまな生産レポートおよび管理目的に合わせて複数の冶金サンプルを収集できます。各サンプルには独自のタイミングを設定でき、システムは複数のバケットを管理できます。システムを変更せずに、同時にフレキシブルスポットサンプルを採取することもできます。
■リニア冶金サンプラーの主な利点の概要:
・プロセス監査と生産の透明性の向上
・生産の予測可能性と冶金学的物質収支の制御の改善
・手動の実験室アッセイの必要性の減少
・信頼性が高く効率的な生産レポート
・サンプルの高い完全性と最大化された機器の可用性
・リニア冶金サンプラーの詳細については、当社のWebサイトをご覧ください。
■Metso Outotecについて
Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製、リサイクル業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上を雇用しており、2019年のプロフォーマ(概算見積)売上高は約41億ユーロ(約4,920億円、120円換算)でした。 同社はナスダックヘルシンキに上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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