KYB、カヤバシステムマシナリー(KSM)とエンジニアリングアンドサービス(ES)を吸収合併

 KYBは2月9日、完全子会社であるカヤバシステムマシナリー(KSM、本社:三重県津市)とKYBエンジニアリングアンドサービス(ES、本社:東京都港区)の2社を吸収合併すると発表した。合併の効力発生日はKSMが2021年7月1日、ESは2022年1月1日を予定している。

 KYBは、KYB及びKYBの子会社であるKSMによる免震・制振用オイルダンパーの検査工程等における不適切行為を受け、再発防止策としての「コンプライアンス経営を視野に入れたグループ再編」を推進し、不適切行為の原因とされた人財の固定化、グループガバナンス不備の解消を目指している。

 今回、免震・制振用オイルダンパー交換工事の進捗に一定の目途が付きつつあることから、再発防止策の総仕上げとして合併を実施し、人財ローテーションの活性化、ガバナンス体制の強化、不正リスクの低減を図る。

 また、油圧機器の販売子会社であるKYBエンジニアリングアンドサービス(ES)を合併することにより、営業力の強化を進め、収益力の向上を図り、また、財務基盤の強化を目指す。併せて、合併により人財ローテーションの活性化、グループガバナンス体制の強化にも努めていく。

 詳細は、ニュースリリース(KSM)

     ニュースリリース(ES)