中国工程机械(建設機械)工業協会が2月8日に発表した2021年1月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比97.2%増の19,601台(2020年1月:9,942台)となった。うち国内は前年同月比106.6%増の16,026台(同:7,758台)、輸出は23カ月連続で2,000台を上回り、同63,7%増の3,575台(同:2,184台)だった。ちなみにコマツのKOMTRAXデータによると、1月の稼働率は110.5(前年同月:59.1)で前年同月比87.0%増加した。
1月のクラス別によると、大型機(30トン以上)は前年同月比107.4%増の2,292台(前年同月:1,105台)、中型機(13~30トン)は同181.8%増の4,463台(同:1,584台)、小型機(13トン以下)は同82.9%増の9,271台(同:5,069台)だった。
現地メディアによると、中国における建設機械の販売台数は第4四半期に回復し、年間販売台数は予想を上回った。三一、徐工など中国主要メーカーのシェアは着実に上昇しており、海外販売もカーブで追い越しを達成する可能性があるという。12月の稼働時間は前年比で増加しており、2021年春季の開始は引き続き活発になると予想されている。建設機械部門については、2021年も引き続き高水準の繁栄が見込まれていると報じられている。
中国の油圧ショベル2021年1月データ(PDF)
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