農業機械メーカーのCLAASはリープヘルの IoTゲートウェイに依存

　Liebherr（リープヘル）：2021年1月27日

・ハイエンドのIoTゲートウェイは、データ管理と精密農業のための強力なインターフェースを形成します。

・ISOBUS認定のIoTゲートウェイにより、信頼性と安全性の高いデータ接続が保証されます

　世界をリードする農業機械メーカーの1つであるCLAASは、モノのインターネット（IoT）の分野でLiebherr Groupに信頼を置いています。LiebherrのIoTゲートウェイにより、CLAAS製のコンバイン、トラクター、その他の機械が接続されています。高性能ゲートウェイは、データ管理や精密農業などのCLAASのデジタルサービスのための信頼性の高いインターフェースを形成します。

　毎日、何万ものLiebherr IoTゲートウェイが、世界中のマシンの効率的な接続を保証しています。ゲートウェイは、主にモバイルマシンで使用されており、さまざまな業界で厳しい環境条件下で運用されることがよくあります。

　テレマティクスの分野での長年の業界横断的な経験は、CLAASマシン用のIoTゲートウェイの開発にも流れ込みました。CLAASは、世界中のコンバイン、飼料収穫機、トラクターで、●リンダウ（ドイツ）のリープヘルが製造したゲートウェイを使用しています。Linuxに基づくゲートウェイのオープンなプログラマビリティは、アプリケーションに大きな柔軟性をもたらします。デジタルサービスの分野で機能に課せられる要件は絶えず進化しているため、この柔軟性はCLAASの重要な要件です。

　CLAAS E-Systems GmbHの販売およびサービス責任者であるFrank Drexler（フランク・ドレクスラー）は次のように述べています。

　「世界最大の農業機械メーカーの1つとして、CLAASはデジタルセクターでも主導的な役割を果たしています。生産性を向上させるデジタルサービスの可能性を最大限に活用するには、現在および将来、強力なハードウェアが必要です。Liebherrは このための最適なパートナーであることが証明されています。テレマティクスの分野におけるグループの長年のノウハウとリンダウサイトでのエレクトロニクスの専門知識により、当社のマシンは将来性があり、インテリジェントに接続されています。」

■データ管理と精密農業

　最初の太陽光線が朝の霧を突き抜け、農民が納屋のドアを開けてトラクターを解放したとき、作業はすでに計画されています。農民は、耕作される畑に関する広範な収穫量と潜在的なデータをすでに収集しており、それはいつでも機械自体で呼び出すことができます。このデータ収集により、適応施肥と播種量の調整により、農地の的を絞った管理が可能になります。

　畑を耕している間、機械は継続的に新しいデータを収集してクラウドに保存し、農家が将来の最適化のためにデータにアクセスできるようにします。作業中にトラクターが故障を報告した場合、機械メーカーのサービス部門がリアルタイムで遠隔診断を開始できるため、機械の可用性を最大限に高めることができます。データ管理、精密農業、リモートサービスは、CLAASがLiebherrのIoTゲートウェイの助けを借りて実装している数多くのアプリケーション分野の一部です。

■クラウド接続と長期的な可用性

　Liebherrのゲートウェイは、AzureやCumulocityなどの一般的なクラウドと直接通信できます。同様に、ゲートウェイは顧客固有のクラウドソリューションに接続できます。これにより、マシンのネットワーク化が容易になります。

　デジタル化のメガトレンドは、急速な技術変化と短い製品ライフサイクルを保証します。 ここで、Liebherrゲートウェイの長期的な可用性は、顧客が投資を保護するのに役立ちます。Liebherrは、ゲートウェイの継続的な技術開発に加えて、コンポーネント管理を含む長期的な製品の可用性も保証します。

　ニュースリリース

　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。