米ディア、2021年のStartup Collaboratorプログラムに新しい会社を追加

 Deere & Company (ディア社):2021年1月27日

・John Deere(ジョンディア)は、2021年のStartup Collaborator(スタートアップコラボレーター)プログラムに4社を追加しました。これらのスタートアップは、Nori、NVision Ag、Scanit、Teleoです。

・Startup Collaboratorプログラムは、John Deereが、将来John Deereの顧客に付加価値をもたらす可能性のあるテクノロジーを持つスタートアップ企業との交流を深めるのに役立ちます。

・1年間のプログラムにより、John Deereと選ばれた新興企業は、より正式なビジネス関係なしに、顧客やディーラーと革新的なテクノロジーをテストすることができます。

 イリノイ州モリーン(2021年1月27日)— ディア社は、Startup Collaboratorプログラムの2021コホートに参加する企業を発表しました。このプログラムは、テクノロジーがJohn Deereの顧客に付加価値をもたらす可能性のあるスタートアップ企業との相互作用を強化および深めるために2019年に開始されました。

 ジョンディアの新興技術担当ディレクター、Julian Sanchez(ジュリアン・サンチェス)は次のように述べています。

 「Startup Collaboratorプログラムは、スタートアップとJohn Deereの間で途方もない相互作用を構築し続けています。この多様な企業グループは私たちの市場を変革する大きな可能性を秘めているので、今年も例外ではありません。」

 Deereは、業界の変革に取り組んでいる4つの主要なスタートアップをStartup Collaboratorに迎えることを嬉しく思います。これらの会社は次のとおりです。

・Nori —個人から大企業まで、あらゆるタイプの消費者が農家から直接炭素クレジットを購入できる炭素市場を構築することにより、気候変動を逆転させることに取り組んでいる会社。

・NVision Ag —トウモロコシ農家がデータモデリングと航空画像に基づいて窒素管理の意思決定を行うのを支援するために活動している会社。

・Scanit — 広範囲の病気が発症する前に空中の植物病原体の物理的検出と分類を提供する会社。

・Teleo — 建設および採掘設備を、デスクから離れた場所で作業するオペレーターが制御する遠隔操作ロボットに変換し、請負業者の生産性と運用上の利益を解き放つ会社。

 Startup Collaboratorは、Deereとスタートアップ企業が、より正式なビジネス関係なしに顧客やディーラーと革新的なテクノロジーをテストできる柔軟性を提供する1年間のプログラムです。新興企業はまた、農業および建設機械の技術における世界クラスのリーダーと提携し、指導を受けています。

 Sanchez(サンチェス)は次のように述べました。

 「イノベーションは当社のコアバリューの1つです。Startup Collaboratorプログラムは、180年以上にわたってJohn Deereを定義するのに役立ってきた革新的な精神を継続できる1つの方法です。これらの企業をコラボレータープログラムに迎えることを嬉しく思います。また、お客様の利益を向上させるのに役立つことを楽しみにしています。」

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。