Metso Outotec (メッツォ・オートテック):2021年1月28日
Metso Outotecは、中国南西部に建設される鉄鉱石ペレット化プラント向けの環境に配慮した技術の提供に関して、北京首鋼国際工程技術有限公司(BSIET)と契約を締結しました。注文額は非公開です。契約は、受け取った2020年第4四半期の金属セグメントに計上されました。
Metso Outotecの提供範囲は、硬化システムのエンジニアリングと設計、プロセスガスファンシステムのエンジニアリング、独自の主要なプロセス機器の供給、計装と制御システム、および監視サービスと技術トレーニングをカバーしています。プラントの中核は、Metso Outotecの移動式火格子ペレット硬化炉で、火格子面積は432m²です。
「この新しい注文に非常に満足しており、製鉄所を運営しているお客様や長期的なパートナーであるBSIETと協力できることを楽しみにしています。これは、6か月以内に中国で受け取った2番目のペレット化プラント契約であり、中国市場における当社の移動式火格子技術の強力な存在を強調しています」とMetso Outotecの鉄熱伝達事業ライン担当副社長であるトビアスステファンは述べています。
工場でのペレット生産は2022年半ばまでに開始されると推定されています。MetsoOutotecの移動式火格子技術は均一なペレットを生産し、低投資と運用コスト、および低エネルギー消費と排出で高性能と品質を保証します。
移動式火格子ペレット化技術の詳細については、当社のWebサイトをご覧ください。
■Metso Outotecについて
Metso Outotecは、持続可能な技術、骨材、鉱物処理、金属精製、リサイクル業界向けのエンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。当社の製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することにより、私たちは前向きな変化のパートナーです。
フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上を雇用しており、2019年のプロフォーマ売上高は約41億ユーロ(約4,920億円、120円換算)でした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。