シチズンマシナリー、主軸台移動形CNC自動旋盤 に最上位となる同時5軸制御機能搭載機

   シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は1月27日、主軸台移動形自動旋盤Cincom L20シリーズに、最上位となる同時5軸制御機能搭載機「Cincom L20 XIIB5」を新たに追加、2021年6月から発売すると発表した。月産予定台数は10台。新製品は、2021年2月3日より開催される「シチズンマシナリー・オンライン・プライベートショー2021」に出展する。

 発売するのは、さまざまな業種の金属加工用に汎用性のあるベストセラー機L20の最上位機種。同時4軸制御まで対応可能だったL20シリーズに、新たに同時5軸制御に対応したL20 XIIB5を追加した。B軸ツールの同時5軸制御により、複雑で高精度な曲面加工が可能になり、医療・航空宇宙などの先端分野のより複雑なワークに対応できるようになった。

 さらに、ワンチャックで可能な正面主軸の加工範囲を最大90°から110°に拡大した。これにより、背面側のツール本数を減らすことができ、段取り替え時間の短縮に貢献する。また、正面・背面の加工バランスの多様な使い方が可能になる。

 詳細は、ニュースリリース