・スタンダードケッセル・バウムガルテ社の豊富な実績が高評価
JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は1月14日、ドイツ子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社(以下「SBG社」)が、B+T Energie France社より、フランス国シャランペ市で廃棄物発電プラントを受注したと発表した。
今回SBG社が受注したプラントは、200,000t/年の処理能力を有し、96.8t/時の蒸気を生成する。蒸気は隣接する化学工場へ供給するとともに、一部は自己消費し発電に使用する。これまで設置されていた天然ガス焚きボイラを廃棄物発電ボイラに更新することにより、環境負荷の低い蒸気供給を実現する。
SBG社はこれまで、欧州を中心に約120件の廃棄物発電プラントの建設を行ってきた。こうした実績に加え、今回の受注に際しては本件とほぼ同規模、同所掌であるドイツ国ベルンブルクのプラント※1における技術力および発電効率の高さが高く評価され、今回の受注に至った。
JFEエンジニアリンググループはグループの総合力を結集し、今後も世界各国で廃棄物発電プラントの提案を進め、循環型社会の形成に貢献していく。
<ベルンブルクプラント概要>
客先名称:PreZero Energy GmbH
所在地:Köthensche Str. 3a, 06406 Bernburg (Saale), Germany
処理能力・炉数:約500t/d×3炉
蒸気利用:年間180万トンの蒸気を近隣の工場へ供給
竣工年:2010年
<受注概要>
発注者:B+ T Energie France社
受注範囲:EPC(土建工事除く)
処理能力・炉数:200,000 t/年×1炉
竣工年月:2023年3月(予定)
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