荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は1月8日、100%子会社である青島荏原環境設備有限公司(本社:中国山東省青島市、以下:青島荏原)が、中国・福建省において、厦門市環境能源投資発展有限公司向けに厦門東部二期ごみ焼却施設のストーカ式焼却設備(定格処理能力750トン×2炉=1500トン/日、最大処理能力900トン×2炉=1800トン/日)を納入したと発表した。この焼却設備は、契約上、定格処理能力に対して120%負荷の連続運転が要求されているため、実質1炉当たり900 トン/日の最大処理能力を有している。
青島荏原は、中国国内やアジア地域において廃棄物処理施設を建設し運営する顧客に対して、ごみ焼却炉など主要機器の販売及び据付・試運転指導を行う事業を展開しており、2008年に中国・厦門市向けに初号機を受注して以来、順調に受注実績を伸ばし、累計47件(処理能力総数:46,607トン/日)となった。
荏原環境プラント及び青島荏原は、荏原グループのごみ処理事業に関する50年以上の経験と技術力に基づき、地域の特性に合わせた設計を行い、優れた製品を提供している。同案件は厦門市からのリピートオーダーであり、顧客からの高い要求に応え続けている結果と考えている。
荏原環境プラントは、今後も引き続き、市場ニーズの増加が見込まれるアジア地域において、現地に即した技術及び製品の販売を展開し、顧客ニーズに応える取り組みを行っていく。
画像:厦門東部二期ごみ焼却施設外観
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