応用電機(本社:京都府城陽市)の相模原事業部(相模原市南区麻溝台8-18-46)は、AI/IoTの普及を進めるセンシングデバイス検査装置の生産を拡大するため、神奈川県大和市に新工場を建設する。神奈川県は1月8日、地域未来投資促進法に基づく承認地域経済牽引事業計画を承認したと発表した。
半導体需要の拡大に伴い、センシングデバイスの検査工程で用いられる小型検査装置について、売上が伸びており、生産能力が限界となっている。また、自動運転車の普及などに伴い、センシングデバイスの大型検査装置の需要拡大が見込まれているが、現工場では製造ができないという課題がある。
応用電機では、大和市に新工場を建設し、関連する機械設備を導入することでセンシングデバイスの小型検査装置の生産拡大を図るとともに、新たに大型検査装置の製造を行う。これにより、付加価値創出額2億1,000万円を目指す。
新工場は、設計、基板実装から大型検査装置の組立まで、一気通貫の生産体制を実現する。最先端実装ラインを導入し、検査装置用大型高密度基板の実装を実現する。
<新工場計画の概要>
立地場所:神奈川県大和市桜森1-4-9
階数:地上6階建て
建築面積:3,189.76㎡
延床面積:5,313.67㎡
着工:2021年1月
竣工:2022年3月
ニュースリリース(神奈川県)