DMG森精機、「IoT connector」を開発、工作機械に標準搭載

・工作機械で使用するさまざまなオープン通信プロトコルに対応

・最高のセキュリティIoT connector 標準搭載開始

 DMG森精機は12月23日、工作機械のネットワーク接続で使用されている、さまざまなオープン通信プロトコルに対応する「IoT connector」を開発、自社製工作機械に標準搭載を開始したと発表した。

 工作機械技術の 進歩に伴い、5軸・複合化といった高度な 加工技術が可能となったことで、工程集約などの生産の効率化が実現できるようになった。近年では、さらに洗練された生産プロセスを実現するために、センシング技術やIoTなど を活用したデータの蓄積や分析の必要性が高まっており、製造現場でもデジタル技術の導入が進んでいる。

 今回、DMG森精機製の工作機械への標準搭載するIoT connectorは、通信専用のPC機能を持ったデバイス。工作機械の制御盤に組み込むことで、さまざまなオープン通信プロトコルを使ってネットワークに接続が可能となる。

 工作機械で広く使用されているオープン通信プロトコルに対応するので、DMG森精機製の工作機械と他社製品を含めたIoTシステムとのネットワーク接続が可能となり、工場のデジタル化を促進する。

 詳細は、ニュースリリース