DMG森精機、超高速 非接触機上計測システム 販売開始

・加工機と計測技術の融合

 DMG 森精機は12月21日、加工ワークの形状計測を自動化する「非接触機上計測システム」の 販売を開始したと発表した。

 製品を設計通りに作り、品質を保証するためには、正しく計測を行うことが重要。工作機械を使用した 加工現場でも加工精度を保つために計測工程があり、例えば、加工ワークが公差内に収まっているか、 寸法精度の計測が必要。このように計測作業は、加工精度を維持するために重要な工程の一つだが、 その作業には時間が掛かるため作業者の負担も大きく、また全員が正確に計測できる技術がなければ生産性 低下やクレームの要因となる。

 そこでDMG森精機は、最新のセンシング技術を用いて工作機械上でワークの自動計測を行う「非接触機上計測システム」を開発した。システムに使用する非接触タイプのレーザスキャナは、2019 年 11 月に包括的な業務 提携を行うことで基本合意した㈱ニコンの製品を使用している。ニコンが持つ計測技術のノウハウと DMG森精機の最新のセンシング技術を融合させることで、高速に、より高精度な計測を実現する。

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