ドイツのエンジンメーカーのDEUTZ、ジョンディア(JDPS)とコラボレーション

・低馬力エンジン範囲で共同開発および共同調達

 2020年12月9日

 ケルン/アイオワ・・・DEUTZ(ドイツ)とJohn Deere Power Systems(JDPS:ジョンディアパワーシステムズ)は、最大130kWの低馬力範囲のエンジン用のコンポーネントを共同で開発および調達する計画を発表しました。両社は協力して、John DeereおよびDEUTZエンジンに期待される信頼性、汎用性、およびパフォーマンスを維持しながら、最初の購入時に顧客に追加の並外れた価値を提供するエンジンを開発できるようになります。

 John DeereとDEUTZは、異なる視点と機能をテーブルにもたらします。このコラボレーションを通じて、両社は供給基盤を拡大し、グローバル規模から利益を得ることができます。最終的には、顧客価値の向上につながります。共同開発および共同調達の範囲には、エンジンのハードウェアと設計が含まれ、各企業は、エンジンソフトウェアと制御を通じて、顧客の特定のニーズを満たすように製品をカスタマイズします。エンジンの製造と流通は、John DeereとDEUTZが独自に行います。

 John Deere Power Systemsの上級副社長であるPierre Guyot(ピエール・グヨ)は次のように述べています。

 「John DeereとDEUTZはどちらも、革新的なパワーシステムの設計と製造における業界リーダーです。私たちの補完的な知識セットと重点分野を組み合わせることで、ジョンディアとドイツの顧客に低馬力範囲で信頼性が高く費用効果の高いエンジンオプションを提供できることを嬉しく思います。」

 DEUTZのCEO、Frank Hiller(フランク・ヒラー)は次のように述べています。

  「John Deereがこのエンジンプロジェクトの協力者としてDEUTZを選んだという事実は、オフロードエンジンアプリケーションにおける当社の確固たる地位を強調しています。このコラボレーションは、両社間のビジネス関係を確立する上で重要なステップです。 John Deereのような業界リーダーと力を合わせて、お客様に価値を創造する機会に非常に興奮しています。」

■Deereについて

 Deere&Company(www.JohnDeere.com)は、農業と建設に革命をもたらす仕事をしている顧客に高度な製品、技術、サービスを提供する世界的リーダーです。 食糧、燃料、避難所、インフラの必要性が高まっています。

 John&bsp; Deere Power Systemsは、産業用、船舶用、発電機用のディーゼルエンジン、およびさまざまなオフハイウェイアプリケーションで使用するドライブトレインコンポーネントを製造および販売しています。 

■DEUTZAGについて

 ドイツのケルンに本社を置く上場企業であるDEUTZAGは、革新的なドライブシステムの世界有数のメーカーです。 そのコアコンピタンスは、専門的なアプリケーション向けのディーゼル、ガス、および電気駆動システムの開発、製造、流通、およびサービスです。 建設機械、農業機械、マテリアルハンドリング機器、固定機器、商用車、鉄道車両、およびその他のアプリケーションで使用される、最大620kWを提供する幅広いエンジンを提供します。 DEUTZには、世界中に約4,900人の従業員がおり、130か国以上に800を超える販売およびサービスパートナーがいます。 2019年の売上は18億4,000万ユーロ(約2,208億円、120円換算)でした。

  ニュースリリース(DEUTZAG)

  ニュースリリース(Deere&Company) 

  *リリース内容から「ですます調」で表記しています。