㈱三井E&Sホールディングスのグループ会社である㈱三井E&Sマシナリー（本社：東京都中央区）および㈱加地テック（本社：大阪府堺市）は12月9日、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会」に加入したと発表した。
同協議会は、水素のサプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会実装プロジェクトの実現を通じ、早期に水素社会を構築することを目的に設立された。
三井E&Sグループは主力製品である船舶用大型ディーゼルエンジンや港湾クレーンなどからの温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでおり、将来的には燃料としての水素や動力としての燃料電池の活用を進めていく。また、水素ステーションや水素出荷設備等の水素関連事業用圧縮機の提供を通じて、水素社会実現に貢献している。
三井E&Sグループの取り組みは、同協議会設立の目的である”早期に水素社会を構築する”に合致するものであり、同協議会および各参加企業と協力し、水素サプライチェーン構築に当社グループの技術を役立てていく。
■水素バリューチェーン推進協議会の活動内容
1.社会実装プロジェクトの提案・調整
2.ファンドの創設、基本的な管理・運営の検討
3.需要創出、規制緩和等の政策提言
4.国際的な活動
5.国内外の情報収集・分析・発信