湖池屋、約32億円投じて初の九州生産拠点、2021年7月に開業予定

 ㈱湖池屋(本社:東京都板橋区)は12月4日、同社として初めての九州の生産拠点となる新工場・九州阿蘇工場(熊本県益城町:画像はイメージ)を2021年7月(予定)に開業すると発表した。

 湖池屋には、関東工場、関東第二工場、京都工場、シレラ富良野工場と湖池屋商品を生産する工場が全国に4か所にあったが、これまで九州に工場はなかった。顧客の近くで生産されたものを、顧客に届けたいとの思いから、2021年7月(予定)に新工場・九州阿蘇工場(熊本県益城町)を開業する。

 九州阿蘇工場は、2021年7月、ポテトチップス系商品を生産する工場として稼働を開始する。「湖池屋プライドポテト」、「じゃがいも心地」、「KOIKEYA STRONG」などの高付加価値商品をはじめ、「湖池屋ポテトチップス のり塩」、「カラムーチョ」などの定番商品を生産し、九州を中心に届ける。

 益城町は熊本地震で被害のあった地域。新工場を稼働することにより、雇用を生み出し、そこで商品を生産していくことで、地域の復興・活性化にもつなげていく。新工場の開業を起点として、地域を巻き込みながら原料や新商品開発にも取り組み、熊本をはじめ、九州を笑顔にする様々な取り組みを展開していきたいとしている。

<九州阿蘇工場>※ 2021年7月開業(予定)

所在地:熊本県上益城郡益城町大字宮園字二ノ迫1024

敷地面積:約20,642㎡

建築面積:約 8,120㎡

建設費:約32億円

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