コマツ、大型油圧ショベル「PC1250-11R」を発売

 コマツは12月1日、最新技術を随所に織り込んだ大型油圧ショベル「PC1250-11R」を12月より発売すると発表した。

 当該機は、自社開発の新型エンジンを搭載し、従来機(※1)の商品力や基本性能を継承しつつ、燃費改善や安全性向上、KOMTRAX PlusなどのICT機能強化を織り込み、更なる生産性・安全性の向上を実現した120トンクラスの油圧ショベルのモデルチェンジ機。

 新型エンジンの採用によるエンジン出力アップと合わせて、従来のパワー(P)モードとエコノミー(E)モードに加えて高負荷作業に適したパワープラス(P+)モードを新たな作業モードとして追加設定したことで生産性(作業量)を8%(※2)向上させている。また、エンジン燃費効率改善と油圧回路ロス低減、高効率クーリングの採用、オートアイドルストップの採用により、パワー(P)モード使用時においても燃費を6%(※2)改善した。

 また、砕石・鉱山の過酷な作業現場におけるオペレーターの安全で快適な作業のサポートとしてKomVision(機械周囲カメラシステム)を標準装備しているほか、油圧式昇降階段(オプション設定)を新たに装備している。

 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していく。

【公表価格】 11,500万円  *工場裸渡し消費税抜き

【販売目標】 15台/年(国内のみ)

【カタログ】 https://kcsj.komatsu/products/construction_machine/pdf/PC1250-11R.pdf

※1.PC1250-8

※2.コマツ従来機 Pモード比

 ニュースリリース