コマツは12月1日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合したブルドーザー「D71PX/PXi-24」を12月より発売すると発表した。
D71PX/PXi-24は、コマツのHST搭載(※2)ブルドーザーの中で最大クラスの新規開発機種であり、D65PX-18 PATブレード仕様(※3)を上位互換した機種。無段階変速が可能なHSTとアングル操作が可能なPATブレード仕様で、抜群の押し回しと整地性を実現している。また、HSTブルドーザーの特徴であるスーパースラントノーズデザインにより優れた前方視界性を達成しているほか、エンジン出力向上と新設計の大容量ブレードにより土工量を大幅に向上させている。
また、ICTブルドーザーであるD71PXi-24では新ICTシステムである「intelligent MACHINE CONTROL2.0」を搭載している。従来機能に加え、積層盛土制御機能、クイック設計面作成機能、ブレードチルトによる直進補正機能の追加によりさらに容易な施工ができるようになったほか、マルチGNSSに対応したアンテナを2個採用することで、施工精度の信頼性を向上させるとともに、施工時間の短縮・効率化を実現し、作業効率の向上やオペレーターの疲労度の低減に貢献する。
コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していく。
【公表価格】D71PX-24:3,650万円、D71PXi-24:5,150万円 *工場裸渡し消費税抜き
【販売目標】D71PX-24:30台/年(国内のみ)、D71PXi-24:15台/年(国内のみ)
※1.通称、オフロード法という。
※2.電子制御ハイドロスタティックトランスミッション
※3.パワーアングルパワーチルトドーザー仕様(盛土、整地など軽負荷メインの仕様)
詳細は、ニュースリリース
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