バルメット、フィンランドで一時解雇の共同決定交渉を開始

 Valmet(バルメット):2020年11月24日

 世界的なCovid-19のパンデミックは、Valmetの運用環境に不確実性を引き起こし続けています。これは、特に顧客の近くで行われるサービスビジネスの作業負荷に影響を与えています。

 Valmetはこの年、従業員を会社の他の場所に移動し、新規採用を減らし、休暇を利用することにより、サービス従業員の作業負荷のバランスを取るよう努めてきました。また、一時解雇は今年初めにすでに実現されています。

 財務上および生産上の理由により、特に作業負荷の減少により、同社は2020年11月24日にフィンランドで一時解雇の共同決定交渉を開始します。交渉中の従業員は、フィンランドのサービス事業ラインの従業員およびフィンランドのEMEA地域組織。一時解雇は一時的なものであり、最長で90日続くと推定されています。

 この時点で、一時解雇の必要性は約360人の従業員に関係していると推定されています。レイオフの対象と影響を受ける従業員の数は、共同決定交渉中に最終決定されます。

 Valmetはフィンランドで約5,200人を雇用しており、そのうち約1,680人がサービス事業部門とEMEA地域組織に所属しています。

■Valmetについて

 Valmetは、パルプ、製紙、エネルギー業界向けのプロセステクノロジー、自動化、サービスの世界的な開発者およびサプライヤーです。私たちは、お客様にサービスを提供する世界チャンピオンになることを目指しています。

 Valmetの強力なテクノロジー製品には、パルプ工場、ティッシュ、ボード、製紙ライン、およびバイオエネルギー生産用の発電所が含まれます。当社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、原材料とエネルギーの有効利用を強化します。

 2019年のValmetの売上高は約35億ユーロ(約4,200億円、120円換算)でした。世界中の13,000人を超える専門家がお客様の近くで働いており、お客様のパフォーマンスを日々前進させることに取り組んでいます。Valmetの本社はフィンランドのEspoo(エスポー)にあり、その株式はナスダックヘルシンキに上場されています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。