日創プロニティ、福島工場に新工場含む設備投資、最大20億円投資

 日創プロニティ(本社:福岡市南区)は11月16日、福島工場内に新工場を建設するほか、耐火パネル生産ラインの増設、不燃断熱パネル生産ラインを新設すると発表した。

 今回の設備投資は、耐火パネルや不燃断熱パネルに係る市場ニーズへの積極的な対応を図るとともに生産性の向上を進めていくことが目的。また、既存の主力製品を見直し、特定分野に偏らない事業構造へと構造改革を進めていくため、福島工場における新工場棟の建設、耐火パネル生産ラインの増設、不燃断熱パネル生産ラインを新設する。

<設備投資の概要>

(1)所在地:福島県石川郡石川町大字沢井字藤沢 95-2(福島工場)

(2)設備投資内容

 ①福島工場新工場棟の新設

 福島工場には工場棟と倉庫棟が各1棟あるが、新規設備を導入するためのスペースの確保が難しいため、同敷地内に新たな工場棟を新設する。

 ②耐火パネル生産ラインの増設

 現在の生産能力では、年間生産量を大きく増やすことは難しいため、生産能力向上により、更なる販売強化を図る。

 ③不燃断熱パネル生産ラインの新設

 耐火パネルの他、不燃断熱パネルの生産を行うことにより、提案の幅を広げ、金属パネル全体の販売強化を図る。

(3)投資予定額:最大20億円

(4)調達方法:自己資金及び 借入金

(5)稼働予定:2022 年4月

 ニュースリリース