王子ホールディングス、約60億円投じてベトナム南部に段ボールの新工場建設

 王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は11月5日、ベトナム南部のドンナイ省に、段ボールを製造する新工場を建設すると発表した。

 王子グループは、革新的価値創造企業の実現に向けて事業構造転換を推進しているが、その中で「海外事業の拡充」は、大きな柱の一つ。同社では、ベトナムで5箇所(北部地区3箇所、南部地区2箇所)の段ボール工場を有している。

 今回、需要の伸びが期待される南部地区で3箇所目となる段ボール工場を新設することで、より一層の事業拡大を図っていく。

 なお、今回の新工場は東南アジア・インド・オセアニア地域における 34 箇所目の段ボール製造拠点となる。

<新工場の概要>

現地法人:Ojitex(Vietnam)社(王子グループ100%出資)

建設予定地:ベトナム南部ドンナイ省ロックアンビンソン工業団地

敷地面積:約80,000㎡

段ボール生産能力:約10百万㎡/月

投資総額:約60億円

稼働時期:2022年5月(予定)

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