ジェイテクト、全従業員向けストレスチェックシステムの運用開始

・心身の健康管理と働きがいのある職場環境づくりのために

 ㈱ジェイテクトは11月5日、自社で長年積み上げた従業員のストレスチェックおよびデータ分析に関するノウハウを、人事労務支援事業を展開する外部企業株式会社アセットジャパン殿に提供、システム化を行い、運用を開始したと発表した。

 このシステムの運用により、これまで数か月程度かかっていた分析時間を大幅に短縮することが可能となった。従業員が抱えるストレスの度合いを瞬時に『見える化』することにより、従業員の健康の推進と組織の活性化を実現する。

 ジェイテクトでは、1997年に、労働省(当時)の調査に応じ『ストレスと免疫調査』を実施したことをきっかけとし、以降、『会社の中で発生するストレス』に着目し、『誰もうつ病にさせない』ことを目標に、毎年全従業員を対象としたアンケート調査を行い、その結果を分析し従業員一人ひとりの心の健康状態を測るための独自のストレスチェックのノウハウを構築してきた。

 ジェイテクトのストレスチェックは134の設問からなり、質問項目は、ストレッサー(仕事の状態、職場環境など)、緩衝要因(ソーシャルサポート、生活習慣など)、ストレス反応(CESD(うつ尺度)、睡眠状態など)に関する内容で構成され、これに対する回答を分析することでストレスの状態を測定している。

 従来は、回答の集計、分析作業を手作業で行っていたため、多大な工数負担が唯一の問題でしたが、今回、株式会社アセットジャパン殿による集計・分析のシステム化によって、大幅な工数削減に繋がった。今後は、ジェイテクトグループ全従業員約21,000人※を対象に、このシステムの運用を定期的に実施していく。

 ※人数内訳:ジェイテクト従業員約13,000人+グループ会社従業員約8,000人

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