メッツォ・オートテック、中国の大規模な鉄鉱石ペレット化プラントを受注

 Metso Outotec(メッツォ・オートテック):2020年10月29日

 Metso Outotecは、北京首鋼国際工程技術有限公司(Beijing Shougang International Engineering Technology Co. Ltd)と、中国の南通に建設されるZenith(Zhong Tian)の鉄鉱石ペレット化プラント向けの新しい環境に配慮した技術の提供に関する契約を締結しました。注文額は非公開です。この契約は、Metso Outotecの2020年第3四半期の受注に計上されています。

 Metso Outotecの提供範囲は、硬化システムのエンジニアリングと設計、プロセスガスファンシステムのエンジニアリング、独自の機械の供給、計装と制御システム、および監視サービスと技術トレーニングをカバーしています。工場の中核は、Metso Outotecの移動式火格子ペレット硬化炉で、火格子面積は432m²です。

 「この契約を獲得できたことを非常に嬉しく思います。Metso Outotecが中国で提供する5番目の大規模な鉄鉱石ペレット化プラントとなるこのプラントは、環境に配慮した移動式火格子技術に基づいています」とメッツォアウトテックの鉄熱伝達事業ライン担当副社長であるトビアスステファンは述べています。

 Zhong Tian工場でのペレット生産は、2021年末までに開始されると推定されています。Metso Outotecの移動式火格子技術は、均一なペレットを生産し、低い投資と運用コストで高性能と品質を保証し、エネルギー消費と排出量を削減します。

■Metso Outotecについて

 Metso Outotecは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精製、リサイクル業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューションとサービスのフロントランナーです。製品とプロセスの専門知識により、お客様のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減することで、私たちは前向きな変化のパートナーです。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くMetso Outotecは、50か国以上で15,000人以上を雇用しており、2019年のプロフォーマ売上高は約41億ユーロでした。 同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。