・コマツの建機販売台数は54%減の1,191台
United Tractors (ユナイテッド・トラクターズ、本社:インドネシア東ジャカルタ市):2020年10月26日
■全社売上は29%減の46.5兆ルピア
PT United Tractors Tbk(ユナイテッド・トラクターズ)は本日、2020年の第3四半期まで連結財務諸表を発表しました。COVID-19のパンデミックと石炭価格の低下は、当社の全体的な業績に深刻な影響を及ぼしました。 2020年9月の時点で、当社の連結売上高は46.5兆ルピアで、前年同期の65.6兆ルピアから29%減少しました。
売上の減少に伴い、純利益は前年同期の8.6兆ルピアと比較して、38%減少して5.3兆ルピアになりました。全体として、連結売上高に対して、鉱業契約セグメントが48%を占め、続いて建設機械が22%、石炭鉱業が16%、金鉱業が12%、建設業が2%でした。(1ルピアは、約0.01円)
<建設機械>
建設機械セグメントは、コマツの販売台数が2019年同期の2,568台から54%減少して1,191台になりました。すべてのセクターでの商品価格と活動の低下は、重機需要に深刻な影響を及ぼしました。
重機の売上高の減少に伴い、スペアパーツおよびメンテナンスサービスの売上は31%減少して4.7兆ルピアになりました。社内の市場調査に基づき、コマツは31%の市場シェアでマーケットリーダーとしての地位を維持しました。
UD Trucks の販売台数は387台から154台に減少し、Scania製品は382台から129台に減少しました。 合計すると、建設機械セグメントの売上は、18.2兆ルピアから10.3兆ルピアに43%減少しました。
<鉱業契約>
当社は、PT Pamapersada Nusantara(PAMA)を通じて鉱業契約セグメントを運営しています。2020年9月の時点で、鉱業契約は22.1兆ルピアの売上高を記録し、2019年の同時期の30.0兆ルピアから26%減少しました。PAMAは石炭生産を9,650万トンから8,530万トンに12%減少させました。過負荷除去量が7億4,980万bcmから6億3,080万bcmに16%減少しました。
<炭鉱>
当社の炭鉱セグメントは、PT Tuah Turangga Agung(TTA)によって運営されていました。2020年9月現在、TTAは120万トンの原料炭を含む710万トンの総石炭販売量を記録し、650万トンと比較して11%増加しました。量が増加したにもかかわらず、平均石炭販売価格の低下により、炭鉱の売上は11%減少して7.5兆ルピアとなりました。
<金鉱>
当社の金鉱山セグメントは、PT Agincourt Resources(PTAR)によって運営されていました。PT Agincourt Resourcesは、北スマトラの南タパヌリにあるMartabe金鉱山を運営しています。2020年9月まで、マルタベからの金相当量の総販売量は256千オンスで、昨年の30万6千オンスから16%減少しました。金鉱部門の純売上高は5.5兆ルピア、または5.9兆ルピアから6%減少しました。金の平均実現販売価格は、前年同期の1オンスあたり1,354米ドルに対し、1オンスあたり1,482米ドルでした。
<建設業>
建設業セグメントは、PT Acset Indonusa Tbk(ACSET)によって代表されました。2020年9月の時点で、建設業界は2019年の同時期の3.1兆ルピアと比較して、9,580億ルピアの売上高を報告しました。ACSETは、主にいくつかの進行中のプロジェクトの減速とCOVID-19のパンデミックによる新しいプロジェクトの機会の減少により、7,530億ルピアの純損失を記録しました。
<エネルギー>
当社が25%の株式を所有しているPT Bhumi Jati Power(BJP)は、現在、中部ジャワのジェパラに2×1,000MWの火力発電所の建設を進めています。2020年9月までに工事進捗は95%に達し、2021年に商業運転を開始する予定です。BJPは、当社の子会社である住友商事と関西電力の合弁会社です。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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