DMG森精機、オペレータに代わり加工中の切りくずを自動で除去する「AIチップリムーバル」を開発

 DMG森精機は10月26日、工作機械の加工中に発生する切りくずをAIを用いて自動で除去する「AIチップリムーバル」を開発したと発表した。

 近年、省人化、効率的な生産、品質の維持、労働環境の改善などのさまざまな理由から、 製造現場で自動化システムを導入する企業が増加している。自動化システムを利用する顧客から寄せられる課題の1つが、加工中に発生する切りくずが原因となる機械停止や加工不良。

 AIチップリムーバルは、AIを用いて切りくずの堆積状況を分析し、切りくずを自動で効率的に除去することで、切りくずによる機械停止や加工不良を軽減して、自動化システム の生産能力を最大限に発揮できるようにサポートする。

 画像・上:クーラントノズルによる切りくず除去の様子

 画像・下:AI による切りくず堆積状況の分析

 詳細は、ニュースリリース