荏原環境プラント、ソヤノウッドパワー向け木質バイオマス発電所の運営を開始

・長野県内最大級、14.5MW

 荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は10月26日、2018年に受注した長野県塩尻市の「ソヤノウッドパワー株式会社向け木質バイオマス発電所建設工事」において、2020年10月に同施設の建設工事を完了し、運営業務を開始したと発表した。

 同施設は山林に残置されている間伐材や、木材加工施設から発生する製材、端材を燃料とした、化石燃料を使用しない木質バイオマス専焼の発電所。荏原環境プラントの内部循環流動床ボイラにより燃料を安定燃焼することで、県内最大規模の出力14,500kW規模で発電を行うもの。

 荏原環境プラントは、木質バイオマス発電所の建設から運営、保守業務を担い、安心・安全かつ安定した高効率発電を実現することで、循環型社会の実現と地球温暖化対策に貢献していく。

<事業概要>

建設予定地:長野県塩尻市

使用燃料:国産木質バイオマス(未利用材、製材端材)

ボイラ形式:内部循環流動床ボイラ(ICFB)

発電規模:14,500kW

運転開始:2020年10月

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