仏メカラック（Mecalac）、新しい鉄道ショベル216MRailを発売

　Mecalac (メカラック)：2020年9月17日

　都市環境向けのコンパクト建設機械の世界的大手設計者、製造業者、販売業者であるMecalacは、鉄道建設および保守専用のコンパクト鉄道ショベルである216MRailを発表しました。鉄道と道路のスペシャリストとのコラボレーションに20年を費やし、このセクターからのフィードバックに支えられて、メーカーはこの真新しいショベルでその存在感を強化しています。216MRailの専用で革新的なデザインにより、差別化された競争力のあるオファーを提案できます。

■パフォーマンスの向上

　216MRailショベルは、低い重心と中央の上部キャリッジを組み合わせた革新的なアーキテクチャのおかげで、完全にバランスが取れています。持ち上げるパワーウェイトレシオは、レール上で最大8トン、比類のないものです。油圧トランスミッションを誇る216MRailは、レール上をスムーズかつ快適に走行し、レールまたは道路で時速30kmに達します。 また、空気圧ブレーキを備えており、トレーラーを牽引することができます。

■敏捷性と安全性の向上

　後部がコンパクトで、とりわけ前部と高さがコンパクトで、4つのステアリングホイールを備えた216MRailは、操作性と機動性が向上しています。この専用機は、機器の移動全体にわたって、架空送電線の下での作業に最適です。したがって、4.28 mまでの架空送電線の下で、機械に近く、最大範囲で作業することが可能です。その独自のアーキテクチャにより、360度の直視が可能になり、オペレーターやその他の現場担当者の安全性が向上します。

■過剰を排除する

　216MRailは、フランスのAnnecy（アヌシー）にあるMecalacによって製造されています。これは変圧器によって改造された標準的な機械ではないため、すべてのMecalac製品と同様に同社の2年間の保証が適用されます。216MRailを選択するということは、より経済的なマシンを選択することを意味します。油圧トランスミッションはタイヤの摩耗を減らし、エコモードと「オンデマンド」システムは不要な消費を制限します。Mecalacは、地上レベルでの便利な毎日のメンテナンスとディーゼル充填を可能にするようにマシンを設計しました。新しいMyMecalac予防メンテナンスソリューションは、マシンの最適な管理を保証します。

■シンプルさのためのイノベーション

　Mecalacは、ユーザーの生活を楽にする革新性が認められ、複雑な画面や設定を排除しました。オペレーターとマシンのインターフェースが簡素化されました。画面は読みやすく設定も簡単で、有用なデータのみがリアルタイムで表示されます。シリンダーカップリングやレールモードなどの運転支援機能は、シンプルなスイッチで利用できます。 機械はオペレーターに適応します。

　鉄道のメンテナンスは世界中で成長している産業であり、216MRailは効率的で安全な作業に理想的です。この機械は、レール間隔が標準寸法（1,435 mm）に従い、将来の欧州規格EN 15746に準拠しているすべての国で利用できます。Mecalacディーラーネットワークは十分に確立されているため、すべての顧客に応答性の高い高品質のサービスを提供する立場にあります。鉄道専用に設計された、シンプルかつコンパクトで機敏な216MRailは、間違いなく鉄道工事の優れた味方であり、健全な投資であることが証明されています。

　ニュースリリース

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