サンドビック 、探査事業を豪Drillmanに売却

 Sandvik AB (サンドビック):2020年10月9日

 Sandvik は、オーストラリアのMグループ100%子会社であるDrillman(ドリルマン)にExploration business(探査事業)を売却する契約を締結しました。Drillmanは、とりわけ、地盤工学、鉱物探査、水平、方向性、および上流のガス掘削セクターに機械と技術サポートを提供します。この取引には、選択された商標と特許に加えて、探鉱リグ、消耗品、見込生産が含まれます。この事業は現在、Sandvik Mining and Rock Technologyで報告されています。

 Sandvik の社長兼最高経営責任者であるStefan Widing(ステファン・ワイディング)は次のように述べています。

 「当社の効率性と収益性をさらに向上させるという当社の焦点に沿ったものであるため、探査事業を売却する契約を締結したことを嬉しく思います。」

 Sandvik Mining and RockTechnologyの社長であるHenrik Ager(ヘンリック・エイガー)は次のように述べています。

 「私たちは、Drillmanでの探査事業に適した家を見つけたと信じています。Drillmanは、その事業とパフォーマンスのさらなる発展をサポートします。」

 M Groupof CompaniesのCEOであるHarry Mostert(ハリー・モスタート)は次のように述べています。

 「Sandvik の探査事業を買収できることを非常に嬉しく思っており、移行期間中のコラボレーションを楽しみにしています。この買収は、国際的な足跡を拡大するための長期戦略の一部であり、鉱業および探査事業への情熱を世界市場に導入したいと考えています。」

 両当事者は購入価格を開示しないことに同意しており、クロージングは関連する規制当局の承認が必要です。

 探査事業は、2020年第4四半期中に予定されている取引が完了するまで、Sandvik Mining and Rock Technology の財務諸表に統合されたままになります。

 2019年の探査事業の売上高は、約4億5,000万クローナ(約54億円、12円換算)で、Sandvik Mining and Rock Technology にとってわずかに希薄なマージンでした。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。